皆さんはアロマはお好きですか?アロマテラピーなどに用いられるエッセンシャルオイルには様々な香りと効能があり、近年では人だけではなく、自分の愛犬にも使いたいという思いから、ペットアロマセラピストという資格を取る人も増え、「犬にもアロマテラピーを」という考えはメジャーなものになってきました。

しかしご存じのように、アロマは香りを楽しむものなので、その香りが犬にとって好きな匂いなのか嫌いな匂いなのかはとても大切ですよね。

そこで今回は犬の好きなアロマの香りとその効能について調べてみました。

犬が好きなアロマの香り6つ

 

全ての犬に当てはまる訳ではありませんが、花の香りが好きだという犬は多く、特にバラやスミレの匂いを好む傾向にあるようです。

そこで、花の香りの中から、リラックス効果が高いと言われるオイルをご紹介したいと思います。

 

  • ラベンダー

ラベンダーの香りを好きな犬は多いようで、犬に使うオイルとして最も人気があります。

アロマと言えばラベンダーと連想するほど万能効果があり、鬱の緩和から抗菌、殺菌作用など幅広い用途で使用されています。

また、安眠効果が高いことでも知られており愛犬のストレス解消やリラックス効果が期待できます。

 

  • ローズ

ローズの香りも好きな犬は多いようです。

ローズは皮膚の乾燥などの予防や鎮静効果などが期待でき、愛犬の不安定な気持ちを落ち着かせてくれます。

 

  • カモミール・ローマン

リンゴに似たほんのり甘く穏やかな香りです。

別名[安眠の精油]とも呼ばれているほど、鎮静効果の高さで有名です。

愛犬をぐっすり眠らせてあげたい時や緊張をときほぐしたい時などにお勧めです。

 

  • パルマローザ

薔薇のような気品のある香りです。

抗菌作用に大変優れており、犬の外耳炎などに効果を発揮します。

また、緊張や不安な気持ちを落ち着かせてくれるなどリラックス効果も高いようです。

 

  • ゼラニウム

ほんのりと甘いローズのような香りが特徴です。

防虫効果が高く、ノミダニなどの虫よけにも使えます。

また、抗うつ作用もあり、気分を明るくさせたい時などにも勧められています。

 

 

犬にアロマテラピーを行う際の注意

犬にアロマテラピーを行う際は必ずアロマオイルの中でも[精油]と呼ばれる物を使用して下さい。(エッセンシャルオイルとも呼ばれています)

100%天然のオイル(精油)でなくてもアロマオイルと呼ばれていますが、精油ではない物を犬に使用することで効果が期待できないばかりか逆効果になり兼ねません。

また、オレガノ、クローブ、シトロネラなど犬に使ってはいけないアロマもあるので必ずよく調べてから使用して下さい。

 

マッサージを行う際は、マッサージ用のベースオイルをブレンドして使用して下さい。

また、愛犬の嫌いな匂いでマッサージをしてもリラックス効果が得られないどころか逆に気分を悪くしてしまう可能性があるので、実施する前に必ず愛犬にアロマの匂いを嗅がせましょう。

 

アロママッサージは正しく行うことで、愛犬の健康や飼い主さんとの絆を高めるためにとても効果のあるものです。

マッサージする際は、バッヂテストを必ず行う、肌に直接オイルを付けない、オイルの希釈濃度を調べて必ず守る、妊娠中の犬や子犬などに使用しないなど、決まり事を必ず守りましょう。

 

まとめ

犬に使用してはいけないアロマの中の1つに[ティーツリー]というものがあるのですが、我が家の犬は動物病院から購入したティーツリーシャンプーを使用しています。

ティーツリーには、抗菌、抗ウイルス、殺菌作用など素晴らしい効果がありますが使用量を間違えることで毒にも変わります。

犬にアロマテラピーを行う際はきちんと勉強して、正しく楽しく行いましょうね。