国土交通省は22日、都市再生特別措置法の規定に基づき、森ビル(株)から申請のあった民間都市再生計画「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)を認定した。

同事業では、地下鉄日比谷線新駅の整備と一体となった立体的な駅広場や、新駅と周辺市街地を結ぶ地上・地下の歩行者ネットワークを整備等により、交通結節機能の強化に寄与。虎ノ門エリアの地域特性や都市機能の集積を生かしたビジネス発信拠点や商業施設、国際水準のビジネスニーズに対応した宿泊機能を整備することで、国際ビジネス拠点の一層の強化を図る。さらに、帰宅困難者支援や自立・分散型エネルギーシステムの導入により、地域の防災機能強化にも貢献する。

事業区域面積は1万8,860.78平方メートル。建築する建物は、敷地面積9,907.59平方メートル、延床面積23万6,415.77平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造、地上49階地下4階建てのホテル・オフィスビル。ほか、地上4階地下3階建ての店舗、地上12階地下1階建てのオフィスビル・住宅・子育て支援施設の2棟。事業区域は、東京都港区虎ノ門一丁目208番1他。事業施行期間は、2019年10月1日~23年2月28日の予定。負けるな大阪!